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いつまでもふたりで思い出を辿りに来られる場所で

at 横浜 三渓園

何年経っても、会場がなくなったり様変わりしてしまったりすることなく
いつまでもふたりで思い出を辿りに来られる場所で式を挙げられて本当によかった…

三渓園で結婚式を挙げた理由

2006年秋のことです。
散歩や、歴史的建造物を見たりすることが趣味のひとつだった私達は、式場見学というより趣味の延長のような気軽さで、三渓園を訪れてみました。

ところが、美しい庭園の緑と鶴翔閣の中を実際に見たら、畳敷きの廊下を花嫁行列のように歩くイメージがどんどん膨らんできて
あっという間に、どうしてもここで挙げたい!
という気持ちになってしまいました。

二人とも都内在住なので、ご招待する方達の移動距離を考えると少しためらったのですがこれがデートでよく訪れていた横浜の地なのも何かの縁・・・と、思い切って決めました。

押さえにくい会場であるにも関わらず、チアーズブライダルさんのご尽力で運よく予約出来た時は本当に嬉しかったことを、今もよく覚えています。

私達が結婚式と披露宴をしたいのは、ふたりで生きる人生の始まりにあたって親しい方やこれまでお世話になった方々に向かって夫婦になる誓いをたてたいこと、そしてこれまでのお礼の気持ちを伝えたい・・・ということが理由となってのことでしたので
皆さんを家へお招きしたような雰囲気の中で親密に一日を過ごせたことや、国指定名勝である庭園を散策する時間もおもてなしのひとつにできたことは、その願いにそい、とてもありがたいことでした。

散策の時間は、特に遠方からの方や年配の方に大変喜ばれました。
何年経っても、会場がなくなったり様変わりしてしまったりすることなく、いつまでもふたりで思い出を辿りに来られる場所で式を挙げられて、本当によかったと思っています。

これからの楽しみも増えたように思います。

チアーズブライダルさんにお願いして

普段の生活では、着るものや飾るものなどは、みんな自分の好みで色々なところから選ぶのに
結婚式となると、それが「プラン」や「パック」の名のもとに不可能になってしまうことに対し
私は大変違和感を持っていました。

そんな思いを抱えながら式場を検討している中
担当して下さった西村さんに初めてお会いしたのは
三渓園のほかに検討していたベーリックホールを見学した時でした。
それまでにお会いした結婚式業界の方とはあまりに違うその価値観に、まずびっくり。

「業者さんの営利や事情ありき」ではなく
「私達がどんな希望を持っているか」をまず聞き出して
その気持ちに添って会場や内容をたくさん提案し、時間をかけてじっくり取り組んで下さろうとする姿には
「この仕事をしていることが幸せ」という思いが透けて見えて
信頼してお任せできる方に出会えた幸運に本当に感謝しました。

実は私達は、会場よりも、私達の結婚式は西村さんにお願いする!!
ということを、先に決めてしまったのでした。




実際に打合せが始まってからも、私達が納得できるように提案を重ね
時間をかけて下さることは変わりませんでした。

一般的に「結婚式だから当たり前」とされていることでも
普段の自分たちの価値観に合わないことはしたくない
というワガママ者だったので、どんなにお手間をお掛けしてしまったか量り知れません。

それでも、いつでも笑顔で、一度も「それは出来ません」とおっしゃることなく(!)
ひとつひとつ私達の希望を形に出来るように取り組んで下さいました。
母の婚礼衣裳である振袖を着ること、自分の髪で日本髪を結うこと。
私の地元の花屋さんに装飾を、お菓子屋さんに引き菓子を頼むこと。
挙式の場所や進行も、一から一緒に考えて作り上げて下さったこと。
特別な演出もなく、時間の許す限りお招きした方とお話しできるパーティーにできたこと。

そのどれもが、チアーズブライダルさんにお願いしなければ叶わなかったことだと思います。

挙式から2年経った今でも、私たち夫婦の結婚式は
私たちと西村さんのたったひとつの結婚式だと思っています。

社長、田中さんをはじめ、チアーズブライダルさんの全てのスタッフの方にも
改めてお礼を申し上げたいと思います。

本当に、どうもありがとうございました。

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